もうダメだというときが仕事の始まり

私の気持ちが変わったのは
20代の時の社内研修でした

業務多忙で研修なんて行ってる暇はない
けれども研修は出なければならなかった

3時間の研修に出席する選択をすれば
部品検査は約束の時間に間に合わない
業務は大幅に遅れをとってしまう

上司に強く訴える勇気もなくて
納得しないまま研修会場に向かいました

仕事が間に合わないことの
焦りで頭いっぱいになって
イライラしていた自分がいました

研修が始まり講話DVDが流れているときに
稲盛和夫さんの言葉が心に響きました

「もうダメだというときが仕事のはじまり」

万策尽きて諦めたくなる瞬間こそが、
知恵を絞り出し、真の成功へ向かうための
スタート地点であるという意味が込められています

限界近かった私の心に
届いたあの言葉で私が思ったことは

「まだ仕事は始まってなかったのか?」
「ここからまたやり直すことはできるのか?」

周りから認められたくても
それが難しくて諦めかけていた時でした

「今ここから気持ち新たに頑張ってみようかな」
「自分1人では限界があるから素直に頼ってみようかな」

仕事を勝ち負けで判断したり
人と比べてずっと苦しかった自分が
自ら仕事に対して主体性を持って動き出す瞬間でした

3時間の研修から戻った私は
次の工程の人達に反発するのではなく

一緒に協力体制を作りたいという
気持ちで接することにしました

自分1人の作業を見るのではなく
他の工程にも興味を向けることで
納期を意識したり危機管理が生まれました

最後のゴールに向かって
コミュニケーションをとりながら
仕事を進めることで仕事の生き甲斐が生まれました

「もうダメだというときが仕事のはじまり」

現在の仕事でも困難に直面した際に 
振り返り私が大切にしている言葉です

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